2014年7月カムチャッカ調査

2014年の7月にロシアのカムチャッカ半島を調査してきました。
カムチャッカ半島のペトロパブロフスク・カムチャッキー(以降Pカムチャッキー)には、
7月と8月の夏期だけ新潟/成田から3時間半で直行するヤクーツク航空のチャーター便が、
毎週水曜日と日曜日に飛んでいます(2014年現在)。日本語を話すヤクーツク航空のCAさんはいません。
乗客のほとんどがツアー客の日本人で、搭乗率は90%くらいと満席に近い状態で運航している感じです。

カムチャッカへのツアーを催行する会社は何社かあってそれに参加するか、またはツアー内容を
個別に組み立ててもらい、現地の日本語が話せるガイドさんについてもらうなどの手段があります。

各画像をクリックすると拡大表示できます。(ブラウザの「戻る」で戻ってください)
また、■スライドショー■で画像だけ見ることも出来ます。


 Pカムチャッキーへの長い道のり

成田を13:30発の予定ですが、11時頃にまだ現地を飛び立っていないというアナウンスがありました。
3時間後にまた再集合がかかりますが、やはりまだ飛んでいないとのアナウンス。最終的に17:45頃に
無事搭乗できました。しかし、Pカムチャッキーに着いた頃には外は真っ暗、さらに入国審査で1時間
くらいかかり、パラトゥンカ温泉のホテルに着いた頃には日が変わっていました。


成田空港第2ターミナル
で7時間待ちで した。

ヤクーツク航空

ホテルの温泉プールと
ヴィリチンスキー火山

ヴィリチンスキー火山


 ゲーゼルバレーにヘリコプターツアー

Pカムチャッキーから180kmほど北東にあるゲーゼルバレーにヘリコプターで行きます。
そこは火山の大地で間欠泉や火口湖があります。蚊やアブの攻撃がきついです。
間欠泉や火口湖ではライフルを持った怖い人が常にグループのそばでヒグマを警戒しています。
帰りにはアバチャ湾そばの川の河口まで飛んで、温泉や遅いお昼となります。釣りをする人もいました。
マス?のような50cmくらいある魚が何匹も釣れていました。


ヘリポートに向かう途中
雲が覆っています。

BBQ屋さん。北海道で
ジンギスカンするように
ロシアでは週末BBQが
人気 らしい。

親子熊の像と
コリヤーク火山(3456m)

コリヤーク火山と
アバチャ火山(2741m)

この辺を片道1時間
くらい飛びます。

20人乗りくらいです。

同乗の海外の方たち。
騒音はげしい!

火山と溶岩台地

火山と溶岩台地

山上に到着。

噴気を上げています。

 

おや?

ボコボコです。

数年前までは湖でした
が噴火などで変わって
しまったそうです。

 以前の様子。

やあ。

間欠泉は結構高く
吹き上がります。

粘土の湖。

ヘリに乗り火口湖に
移動します。 

火口湖。

対岸には大きなヒグマ。

変わったシダ。

再度ヘリでアバチャ湾
方向に移動します。

 

この河原に着陸します。

河原にあるミニ温泉。

地元参加の人は 釣って
お持ち帰りです。


 アバチャ山麓でフラワートレッキング(もどき)

Pカムチャッキーから25kmほど北東にあるアバチャ山麓のベースキャンプまで4WDで行きます。
春の雪解け時には川になっているところが平らになっており、車で走れるようです。とはいっても
ものすごいラフロードで、踏み分け道のようなありえない所に躊躇せずに突っ込んでいきます。
私たちは少人数グループなのでロシア製ランクルのような車で行きましたが、
すごい悪路で乗車中はもう大変すぎて笑うしかありませんでした。
ツアーの大人数グループの場合、大きな6輪駆動車の登場となりますが、タイヤも車高もかなり
高いので、もっと揺れがすごいとガイドさんが言っていました。
この日も好天でアバチャ山やコリヤーク山がよく見え、ガイドさんもこんな日は珍しいと言っていました。
蚊の攻撃がきついです。日本の緩い防虫スプレーはあまり効かないようです。
北海道のお土産で売っているハッカのスプレーは結構効きました。(ハッカくさいですが)
かなり元気のある人はアバチャ山に登山(ただし早朝から)、少し元気のある人はふもとのラクダ山に
登山、それ以外の人は麓でお花鑑賞(私たちはこれ)という選択肢があります。


河床を走ります。

ロシア製パトリオット。

火山の礫。

えぐれてる。縦横斜めに
揺れます。
全員笑います。

ベースキャンプに
つきました。

コリヤーク山。

ラクダ山。

アバチャ山。 

大人数のグループは
この6輪駆動車で来る。

帰りに見ましょうと言っ
ていたのに、いきなり
いた地リス。

寄ってきた。

  

夏はえさをもらっても
冬は自力で生きてる。



 













帰りがけに雲が出て
きた。

スーパーに 立ち寄り
ました。

ヴィリチンスキー山に
向かっています。

もの言う岩

 パラトゥンカ温泉で一休み

整備された温泉という意味のパラトゥンカ温泉で一休みです。ホテルの周りを回ってみます。


ポプラの綿毛が雪の
ように積もっています。

 

 

 

 

 

 

 

温泉成分表
     

 Pカムチャッキー市内観光

本日はPカムチャッキー市内観光の日です。 今日からお天気が悪くなりました。


愛の丘。

レーニン像


礼拝堂。クリミア戦争時

子供の社会奉仕活動。
陰で煙草を吸う子も。


山の湧き水

市場

市場

市場

市場

市場

市場

市場

市場

市場

郷土博物館

郷土博物館(活火山)


郷土博物館


郷土博物館


郷土博物館

郷土博物館(活火山)


郷土博物館


郷土博物館


 アバチャ湾クルーズ

Pカムチャッキーそばのアバチャ湾でクルージング中、ダイバーさんが鼻と顔を真っ赤にして冷たい
海底で取ってきてくれたウニとカニを 食べました。
この日は雨降りで海はうねりがかなりあり、揺れがはげしくて少し酔いました。
名物の島や岩にはあまり近づけず遠くからの観察となり、海鳥などもあまり観察できませんでした。


この船で行きました。

船内。

雨、うねりがきついです

 

 

 

 

 

 

 

 

左側の岩(2個)

右側の岩

うに

カニ(茹であがり)

湾の内側だけでした

 Pカムチャッキー市内で一休み

Pカムチャッキー市内のホテルの周りをうろうろしてみます。
泊まっているアバチャホテルでは、トイレットペーパーの質が悪く、トイレに流してはいけないそうです。
部屋のゴミ箱がトイレに1個しかなく、トイレゴミと一般ゴミの捨て場所が同じです。


近所の公園。

 

3匹の子犬
(1匹は車の下にいます)

露店の花屋

露店の靴下屋など

戦争記念碑の戦車

4分待って20秒で渡れ

ホテル近くの山側に
上まで続く階段があり
ました。

市内方向

アバチャ湾方向

 

 

 


市場で買ってきたモモ
つぶれた形ですが
味はモモそのものです。




 Pカムチャッキーからの帰国

昨夜、チャーター機が飛ばないとの連絡がありもう一泊かと思ったら、ソラのものは飛びますと言って
きました。その言葉通り、深夜に明日は飛ぶことになりましたとの連絡がありました。
日本で旅行会社の人が、がんばって交渉してくれたみたいです。


荷物運搬。

帰りも結構一杯です。

もう日本上空です。

 

成田から伊丹への移動
時に見えた富士山。

 

 

 


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