2005年12月30日から2006年1月4日の日程でイタリアのローマ市内を調査に行きました。
この時イタリアを初めて訪れたのもり、あまりあちこちを回らずに市内を中心に調査しました。
現地では鉄道やバスなど公共交通機関を使っています。
この時はトラブルがいろいろあって、いい経験になりました。
各画像をクリックすると拡大表示できます。(ブラウザの「戻る」で戻ってください)
また、■スライドショー■で画像だけ見ることも出来ます。
1日目:
当時住んでいた札幌から、関空、ロンドンと経由してローマに入りました。
航空会社はブリティッシュエアでした。
ローマには夜11時前に到着しましたが、入国審査でかなり時間がかかり、手配していたはずの
送迎タクシーの人もいなかったために途方に暮れました。
空港内のタクシー案内は開いていたのでタクシーを手配してもらい、ホテルにチェックインできたのは
日が替わった頃だと思います。
関空発 |
EU上空 |
EU上空 |
2日目:タルクイニア、チェルベテリ
ローマのテルミニ駅から列車でタルクイニア駅まで行き、そこからバスでエトルリア考古学博物館に向かいます。
この日は12月31日で、博物館は年末のため閉館でしたが、中庭までは入れました。
海外はお正月なんて関係ないと思っていましたが、しっかりと年末休みがあると分かりました。
その後、バスでタルクイニア駅まで戻り、列車でチェルベテリ駅まで移動して、そこにある国立考古学博物館と
バンディタッチャのネクロポリに向かいます。
しかし、ここでも問題発生です。駅前にはバスが全くおらず、道行く人に聞いてみると年末のためお休みとのことです。
数台ある駅前タクシーにも運転手が乗っていません。勇気を振り絞ってそこのタクシーの電話番号にかけると
幼い男の子が電話に出て、お父さんはいませんと。。。 きっとどこかで一杯やっているのでしょう。
がっくりきて電車でローマに戻ります。
ホテルそばのサンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂(以降SMAM聖堂)や共和国広場を見て帰りました。
タルクイニア バスの車窓から |
エトルリア 博物館入り口 |
||
中庭にて |
|||
チェルベテリ駅 |
共和国広場 |
SMAM聖堂 |
|
石畳 |
日暮れです |
新旧一体です |
2日目:カラカラ浴場、チルコマッシモ、バチカン、スペイン広場
この日は1月1日です。古代ローマの軍用道路アッピア街道をアルケオバスに乗って回ろうと思っていましたが
バスはまたもや年始休みということでありません。。。
しょうがないので、移動の不要なローマ市内を回ることにして、まずは地下鉄でチルコマッシモ駅まで行き、
カラカラ浴場まで歩きましたが、年始休館で入れません。フェンスの外から見学しました。
その後、近くのチルコマッシモ(古代競技場)まで歩きます。
その後、地下鉄でバチカンに向かいますが、やたらに人が多いです。バチカンの広場に入ると、どうやら
新年のミサのために人が集まっていたみたいなので、ざっと見た後にバチカンを後にしました。
カラカラ浴場 |
|||
チルコマッシモ |
チェルキ通り パラティーノ丘 方向 |
||
バチカン |
|||
スペイン広場 |
|||
サルスティアーノ オベリスク |
トリニタ・デイ モンティ教会の 彫像 |
トリニタ・デイ モンティ教会 |
スペイン広場から |
3日目:アッピア街道
この日は1月2日で、バスチケットを前日にテルミニ駅で買い、アルケオバスに乗ってアッピア街道めぐりを再チャレンジしました。
テルミニ駅前から出ているようですが、この時はベネチア広場から乗りました。
アルケオバスは数時間に1本の割でアッピア街道を周遊し、全行程1.5時間程度です。
途中で降りて次のバスに乗ることも出来るようですが、この時は全員一周していました。
各所で5分くらい停車時間を取ってくれるので、そこで降りて写真を撮ることが出来ます。
ベネチア広場でアルケオバス終了後、フォロロマーノを通ってコロッセオを見て帰りました。
ベネチア広場から 出発 |
道は石畳です |
||
古代の水道橋 |
|||
ローマの松と 水道橋 |
|||
アルケオバス (屋根付き) |
ベネチア広場に 戻りました |
||
フォロロマーノ |
|||
コロッセオ |
|||
4日目:再びバチカン
この日1月3日はヴィラ・ジュリア国立考古学博物館に行く計画でしたが、
バチカンが新年ミサで中には入れなかったため、この日に再訪することにしました。
この日は夕方に帰国のため空港に向かいます。
フィウミチーノ空港 |