2011-2012年イタリア/シシリー島調査

2011年の12/29から2012年の1/4にかけて、イタリア・シシリー島の遺跡調査をしてきました。
島内はカターニアの空港でレンタカーを借りて回りました。
空港には深夜到着しましたが、手配していたオートマ車がまだ戻ってきていないらしく、
最新のOPEL(マニュアル車)を一時的に借りることになりましたが、どうやってもエンジンがかかりません。
レンタル会社のカウンターに戻って聞いてみると、ギヤがNでブレーキを踏んでいてもだめで、クラッチを踏んでエンジンをかけるとのこと。
おまけにバックはシフトレバーのスイッチを握って一速の位置でした。5年ぶりのマニュアル車で右側通行です。
走り出して空港から出ようとしたとき、反対車線!に入りかけました。あぶない。
深夜のため交通量が少なくて助かりました。カターニアの空港そばに一泊し無事に1日目が終了しました。


以下の画像は■スライドショー■で見ることも出来ます。

 シラクーサ 考古学公園

朝にレンタカーをオートマに交換してもらい、シラクーサの考古学公園に向かいます。
シシリー島の右下方面です。良い天気に恵まれ、コートを着て歩いていると汗ばむくらいです。


朝焼けのエトナ山

考古学公園到着

古代ローマ劇場

結構人が来ています

ギリシャ劇場

その上は天国でした



ギリシャ劇場の上部

水路で水が引かれて
いるようです

地中海が見えます

水路の跡

天国の石切場上部
水道跡

レモンがなっています

天国の石切場

ディオニソスの耳
(内部は空洞になっています)

 エンナ

シラクーサを後にして、シシリー島中央部のエンナに向かいます。
高速道路は無料で空いていて走りやすく、速度的にも少し速い程度で日本とあまり変わりません。


高速道路は空いています

山の上に城塞都市が
見えてきました

高速を降りる前にSAに
寄りました

クリスマスの続き
五芒星

ロンバルディア城

外壁以外は何も
ありません

外壁部分

城から街の方角を
見ました

城の先のチェレレの大岩
(Rocca di cerere)

大岩からの展望
(エトナ方向)

道沿いのドゥオモ

天井の木造細工が
すごいです

床のタイルはカルタ
ジローネ製
(タイルは新旧混在)

床のタイル

床のタイル2

2日目が終了しました

 ピアッツァ・アルメリーナのカザーレ別荘跡

エンナから一般道を南に、世界遺産のピアッツァ・アルメリーナのカザーレ別荘跡に向かいます。
9時前に到着したのでまだ誰も来ていず、チケット売り場では放し飼いの犬が5匹くらいでお出迎えです。
別荘跡には私たち以外にはだれもいず、貸し切り状態で見ることが出来ました。


ホテル室内の電灯
(6枚葉の百合)

晴れていますが、室内に
入ると雨が降ってきました

現状では全体の半分
くらいが見学可能です

雨ざらしの部分です
(案内板の青色左側)

全体模型

(案内板の茶色下側)

(案内板の茶色下側)

(案内板の茶色下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右下側)

(案内板の茶色右側)

(案内板の茶色右側)

(案内板の茶色右側)

(案内板の茶色右側)

 アグリジェント 神殿の谷

ピアッツァ・アルメリーナからアグリジェントに向けてさらに南下します。こちらも世界遺産です
昼前に到着したので、ぼちぼち混んできました。
遺跡の中間地点は車が止められる雰囲気ではなかったので、谷の高台側ヘラ神殿そばのPに駐車します。
雰囲気は梅(桜)祭り会場の駐車場といった感じでした。ここで3日目終了です。


道路は走りやすく快適

オリーブの古木

ヘラ神殿

ヘラ神殿

桜の花のようなアーモンドの花

遺跡街道を歩いて行きます

現代のも混じっています

アーモンド

コンコルディア神殿

二重になっています

ヘラクレス神殿

なんだかめり込んで
埋まってます

ゼウス神殿

ゼウス神殿

柱像テラモンのレプリカ
(巨人)

柱像テラモンのレプリカ
(巨人)

ディオスクリ神殿

ディオスクリ神殿

ディオスクリ神殿背後


考古博物館

考古博物館

テラモン実物
下はグランドピアノ

480 B.C.

考古博物館

考古博物館

考古博物館

考古博物館(しっぽ付き)

 セリヌンテ アクロポリと神殿群

アグリジェントから地中海沿いを西に向かいます。準高速のような快適な道でした。
この日は1月1日ですが、西に来るにつれてだんだん暑くなってきているような気がします。
遺跡内は結構広いので、5Euroの電動カートのようなもので運んでもらいます。


遺跡入り口

神殿の周りは花で
きれいでした

神殿

神殿

鳥がたくさんいます

神殿内部

神殿

崩壊部分

神殿

アクロポリ方向

元々の色だそうです

電気自動車

地中海。向こうは
アフリカ方面

アクロポリ

アクロポリ

アクロポリ

アクロポリ

アクロポリ

アクロポリ

アクロポリ

 エリチェと塩の博物館

セリヌンテから、今度は北上して城塞都市のエリチェに向かいます。
エリチェを下山後はトラーパニの海岸ではなく、塩の博物館のあるヌビア方向に向かってみます。
1月とは思えないほど暖かいです。これは夏は灼熱の世界になりそうです。


前方の山上が
エリチェの街

お出迎えしてくれるけど
片側は断崖絶壁

石畳

北側はティレニア海

案内図

断崖絶壁に城があります

断崖絶壁に城があります

ゲームに出てきそうです

城の反対側より

ヌビアからエリチェを
見ました

塩の博物館

塩田です。出来た塩を
瓦で保護しています。

鳥のお食事会場が
そばでした

大群です

塩の山

塩の博物館。地元の
新年会開催中でした

 セジェスタ遺跡とオルティージャ島

この日はヌビアからセジェスタ遺跡を見学後、シラクーサまで370km移動します。
セジェスタ遺跡では1.5Euroの電気バスで劇場跡まで往復行けます。神殿は遺跡入り口から10分くらい自力で登ります。
その後320kmを速道路で移動しますが、パレルモ市内は大都市だけあって、少し流れが悪くなっていました。
オルティージャ島は島の入り口で車を止めて、歩いて見学します。


セジェスタ遺跡入り口



高速道路

劇場跡

イス


神殿を上の方から

神殿



神殿裏の谷


電気バスとサボテン

パレルモ方向へ。
雪が積もっていた


シラクーサの
オルティージャ島到着

アポロ神殿

アポロ神殿


アレトゥーサの泉

アレトゥーサの泉

先端の城

高速道路上のトンネル

 パンタリカ

まずはパオロ・オルシ博物館を見学後、今回の調査の主目的のパンタリカ(世界遺産)に向かいます。
パオロ・オルシ博物館は見所がたくさんすぎて、途中から疲れてきました。
パンタリカはFerlaとCassaro側からSortino方向への車道で北のネクロポリまで行けます。Sortino側からは
車で少ししか入れません。世界遺産に登録されているため、アクセスは特に問題無く行けます。
北のネクロポリ手前のPは10台弱で一杯です。
谷の上側の車道ではなくて、管理事務所脇の道路を通って遺跡群を下から見上げるコースもとれるようです。


パオロ・オルシ博物館








ここからパンタリカ
出土品







茶こし付き

ここからはパンタリカ
以外の出土品












パンタリカの入り口到着

インフォメーション
センター到着

深い谷になっています

中間地点くらい

あった!

下は管理事務所から
続く道

脇にはこんな花

こちらの方は歩いて
きたそうで。。

座るにも寝るにも
狭いベンチ



移動中にも見られます

北のネクロポリ到着


谷の向こう側のテラス



左の拡大


中央右に人がいます


今回の1000km調査でも
大活躍したTOMTOM One Europe

今回の車はA160でした

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